WS_FTPによるファイル転送方法


  1. 準 備
    1. WS_FTPの入手
      雑誌の付録CDか、下記 WS_FTPサイトからダウンロードして入手します。
      http://www.ipswitch.com/Products/WS_FTP/_work/index.html
    2. WS_FTPのインストール
      自己解凍〜installプログラムが動きますので、installerの質問に答えながらinstallします。

  2. WS_FTPの起動とCnet館林への設定
    1. WS_FTPの起動
      それぞれのOS対応のWS_FTPの実行モジュールを起動します。
      Windows95では、ws_ftp と言うグループの ws_ftp95 LE です。
    2. Cnet館林への設定
      WS_FTPを起動すると下図のような「Session Profile」画面が現れます。
      「Session Profile」は、1つのFTPセッションを定義するもので、これにCnet館林への設定を行います。



    3. 設定内容
      ・Profile Name : この定義の名前です。何でもかまいません。ここでは、「Cnet」と入れてみました。
      ・Host Name : ウェッブ・サーバー名で、ここは必ず「www.cnet-ga.ne.jp」としてください。
      ・Host Type : ウェッブ・サーバーの種類ですが、「Automatic detect」(自動判別)でOKです。
      ・User ID : ご自分のアカウントID(ユーザーID)を入力します。
      ・Passwaor : ご自分のパスワードです。
      ・その他の項目:「Account」,「Remote Host」,「Local PC」,「Comment」は、白紙です。
      ・チェックボックス:「Save Password」を選択すると、パスワードを記憶できます。
    4. 設定の保存
      「Save」ボタンにて上記設定を保存します。
    5. FTPセッションの開始
      「OK」ボタンにてFTPを開始します。
      (事前に、Cnet館林にダイアルアップ接続しておく必要があります。)

  3. UpLoad/DownLoad
    1. FTPセッションの確立
      FTPセッションに成功するとWS_FTPは、右半面に、Cnet館林のご自身のディレクトリーが表示されます。
      Cnte館林のFTPサービスは、ご自身のホームページ領域に自動的に接続される設定です。
      このため前記の設定の項でも、「Internet Directories」を空白(無設定)で問題ないわけです。


      <重要注意>[Remote System](CNET WWW Server側)に有る、bin 及び bin の中に有る ls は、
      削除,名前の変更は絶対にしないでください。以降のFTP操作に支障をきたします。


    2. UpLoad操作
      ・ご自身のコンピュータの表示(左半分)から、UpLoadしたいファイル(或いはディレクトリー丸ごと)を選択します。
      ・画面中央の「→」で、Cnet館林へ転送します。
    3. DownLoad操作
      ・UpLoad操作の逆を行います。
    4. FTPの終了
      ・左下「close」にてFTPセッションを終了します。

  4. 高度な利用方法(file,directoryのpermissionの変更)
    WS_ftpでは、ホームページ原稿の UuLoad/DownLoad の他に、ファイルやディレクトリーのパミッションを chmod によって変えることができます。
    通常のホームページの掲示では全く必要ありませんが、 CGIでゲストからの書込要求にファイルやディレクトリーを書込み可能する設定変更等に用います。
    1. chmod機能の表示
      chmod対象の UpLoad 済みのファイルやディレクトリーを選択します。
      右ボタン・クリック(プロパティ表示の要領)でプル・ダウン・メニューを出します。



      [chmod(UNIX)]を選択します。これに依って、「Remote file permissions」が現れます。



    2. 「Remote file permissions」の設定と、モードの関係
      1. 「permissions」は、よく3桁の数字で表されます。以下の対応関係があります。
        3桁の「左」の1桁が、「Remote file permissions」の「Owner」
        3桁の「真ん中」の1桁が、「Remote file permissions」の「Group」
        3桁の「右」の1桁が、「Remote file permissions」の「Other」
      2. 1桁毎の意味
        「0」= Read, Write, Execute 全てチェック無し。
        「1」= Execute をチェック。
        「2」= Write をチェック無。
        「3」= Write, Execute をチェック。
        「4」= Read をチェック。
        「5」= Read, Execute をチェック。
        「6」= Read, Write をチェック。
        「7」= Read, Write, Execute 全てチェック。
      3. サンプル
        下図の設定で「OK」を押すと、対象のファイル、或いは、ディレクトリーのパミッションは、「777」となります。




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