WS_FTPによるファイル転送方法
- 準 備
- WS_FTPの入手
雑誌の付録CDか、下記 WS_FTPサイトからダウンロードして入手します。
http://www.ipswitch.com/Products/WS_FTP/_work/index.html
- WS_FTPのインストール
自己解凍〜installプログラムが動きますので、installerの質問に答えながらinstallします。
- WS_FTPの起動とCnet館林への設定
- WS_FTPの起動
それぞれのOS対応のWS_FTPの実行モジュールを起動します。
Windows95では、ws_ftp と言うグループの ws_ftp95 LE です。
- Cnet館林への設定
WS_FTPを起動すると下図のような「Session Profile」画面が現れます。
「Session Profile」は、1つのFTPセッションを定義するもので、これにCnet館林への設定を行います。

- 設定内容
・Profile Name : この定義の名前です。何でもかまいません。ここでは、「Cnet」と入れてみました。
・Host Name : ウェッブ・サーバー名で、ここは必ず「www.cnet-ga.ne.jp」としてください。
・Host Type : ウェッブ・サーバーの種類ですが、「Automatic detect」(自動判別)でOKです。
・User ID : ご自分のアカウントID(ユーザーID)を入力します。
・Passwaor : ご自分のパスワードです。
・その他の項目:「Account」,「Remote Host」,「Local PC」,「Comment」は、白紙です。
・チェックボックス:「Save Password」を選択すると、パスワードを記憶できます。
- 設定の保存
「Save」ボタンにて上記設定を保存します。
- FTPセッションの開始
「OK」ボタンにてFTPを開始します。
(事前に、Cnet館林にダイアルアップ接続しておく必要があります。)
- UpLoad/DownLoad
- FTPセッションの確立
FTPセッションに成功するとWS_FTPは、右半面に、Cnet館林のご自身のディレクトリーが表示されます。
Cnte館林のFTPサービスは、ご自身のホームページ領域に自動的に接続される設定です。
このため前記の設定の項でも、「Internet Directories」を空白(無設定)で問題ないわけです。

<重要注意>[Remote System](CNET WWW Server側)に有る、bin 及び bin の中に有る ls は、
削除,名前の変更は絶対にしないでください。以降のFTP操作に支障をきたします。
- UpLoad操作
・ご自身のコンピュータの表示(左半分)から、UpLoadしたいファイル(或いはディレクトリー丸ごと)を選択します。
・画面中央の「→」で、Cnet館林へ転送します。
- DownLoad操作
・UpLoad操作の逆を行います。
- FTPの終了
・左下「close」にてFTPセッションを終了します。
- 高度な利用方法(file,directoryのpermissionの変更)
WS_ftpでは、ホームページ原稿の UuLoad/DownLoad の他に、ファイルやディレクトリーのパミッションを chmod によって変えることができます。
通常のホームページの掲示では全く必要ありませんが、
CGIでゲストからの書込要求にファイルやディレクトリーを書込み可能する設定変更等に用います。
- chmod機能の表示
chmod対象の UpLoad 済みのファイルやディレクトリーを選択します。
右ボタン・クリック(プロパティ表示の要領)でプル・ダウン・メニューを出します。

[chmod(UNIX)]を選択します。これに依って、「Remote file permissions」が現れます。

- 「Remote file permissions」の設定と、モードの関係
- 「permissions」は、よく3桁の数字で表されます。以下の対応関係があります。
3桁の「左」の1桁が、「Remote file permissions」の「Owner」
3桁の「真ん中」の1桁が、「Remote file permissions」の「Group」
3桁の「右」の1桁が、「Remote file permissions」の「Other」
- 1桁毎の意味
「0」= Read, Write, Execute 全てチェック無し。
「1」= Execute をチェック。
「2」= Write をチェック無。
「3」= Write, Execute をチェック。
「4」= Read をチェック。
「5」= Read, Execute をチェック。
「6」= Read, Write をチェック。
「7」= Read, Write, Execute 全てチェック。
- サンプル
下図の設定で「OK」を押すと、対象のファイル、或いは、ディレクトリーのパミッションは、「777」となります。
