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お勧め出版物

公害の原点を後世に −−−入門・足尾鉱毒事件
広瀬 武著 随想社刊
四六版/並製/定価1,500円+税
 ISBN4-88748-067-9

[目次]
1 むかしの渡良瀬川
2 河道の変遷
3 足尾鉱毒事件のはじまり
4 田中正造の議会活動
5 明治政府と銅山側の対応
6 被害民、鉱業停止を求めて再び立ち上がる
7 「押出し」という独特なたたかい
8 歴史的な川俣事件
9 田中正造の直訴と第二次鉱毒調査会
10 渡良瀬遊水地と谷中村問題
11 鉱毒事件は終わっていない
12 公害の原点を後世に伝えたい

足尾に緑を、渡良瀬に清流を
現代に続く足雄鉱毒事件の全体と、
田中正造の思想を学ぶための入門書


 足尾鉱毒事件は明治最大の社会問題として世間の見聞を集め、後に「公害の原点」として語り継がれることになる。
 足尾銅山の隆盛は、鉱毒被害を渡良瀬川流域にもたらし、田中正造を先頭に被害農民らは操業停止を求めてたちあがった。数度の押し出し、弾圧に遭った川俣事件、正造の天皇直訴、そして谷中村を廃村に追い込む遊水地計画の浮上。
 一方、精錬所から排出する亜硫酸ガスは、 上流の松木村を滅亡にう追い込み、煙害はうっそうたる足尾の樹林をハゲ山と化した・・・・・。
 それから百年、渡良瀬川に清流を取り戻し、足尾の山に緑をよみがえらせようと、市民ボランティアが活動を始めた。さらに、地域のれきしをふうかさせないために、記念館建設に向けた動きが歩む出した。
 本書は、足尾鉱毒事件の全体と、田中正造の思想を学ぶための入門書であるとともに、地域の歴史を市民自らが創っていこうとする力強い意思が込められた書でもある。(随想社新刊案内より)

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 執筆は三年がかりだった。中学の社会科教員を務めていた二十歳代後半ごろから、郷土を知る授業に取り入れるために勉強してきたメモをなどを基にまとめた。小学校の現職員から「難しい本ではなく、パンフレットのように、一冊でわかる本があれば」と相談を受けたのが執筆の動機という。

 直訴百年の年に出版した著書について「鉱毒事件は大きな事件。通りいっぺんの内容かもしれないが、事件や正造の名を聞いたことのある人に読んでもらい、興味を持った人には、さらに専門的な勉強へ進んでもらいたい」と話している。
(2001.12.31上毛新聞の紹介記事より)


田中正造と天皇直訴事件
布川 了著
随想社刊 四六版/並製/
定価1,500円+税 
ISBN4-88748-063-6

[目次]
1.正造直訴の朝
2.直訴
3.直訴の夜
4.検察の動向
5.直訴の始末
6.直訴の反響
7.直訴誤伝
8.直訴の真実をもとめて
9.直訴企画
10.直訴のあと
天皇直訴事件は「義人正造」の個人プレーではない。
半山・秋水・沼南・被害民の力と鉱毒世論をバックに、 
明治国家体制を震撼させる大事件だった。
百年後の今、その全貌を解き明かす。

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 布川さんは図書館で当時の新聞を調べたり、「田中正造直訴当時新聞切抜帖」「石川半山日記」や関連の研究書を読み込み4月に執筆を始めた。「調べる過程で、命をかけた直訴の前日の晩に養女を呼んでお別れうをしようとしたり、酒で気持ちを紛らわせようとしたり−正造の人間らしい側面を強く感じた」と振り返る。
 同書ではこれまであまり触れられていなかった司法、行政の動向について当時の時代背景をふまえて紹介。直訴後、処罰されなかった理由、直訴状の執筆をなぜ幸徳秋水に頼んだのか、などについても答えているほか、直訴当日の護衛の行列の位置を示した図や、直訴事件地当日前後の動向表など貴重な資料も挿入している。
(2001.9.19上毛新聞社館林ニュースシャトルより)

 

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