GEME REVIEW
ToHeart
(C) 1997 Leaf


私事で恐縮…いや、もともとこのページは“独断と偏見のゲーム批評”でしたね。存分に言いたいことを言わせていただきます(笑)。
本来、私は俗に言う“18禁”のゲームは全くと言っていいほどプレイしません。理由になるかどうかは分かりませんが、 この手のゲームの大半は悪く言えば“紙芝居”、良く言って“デジタルノベル”が多くを占めています。
どうも私はディスプレイに表示された文章を毛嫌いする傾向があるのか、テキストファイルにしてもヘルプファイルにしてもできることなら読みたくない、というのが本音です。
話はそれますがwindows3.1は覚えていませんが、windows95のヘルプは大嫌いです。これは読みにくいとかそういう問題以前に「見るとよけい分からなくなる」が仲間内での通説です。
とにかく18禁に限らずディスプレイ上で文字を読むのを好まない私が唯一最後までプレイした“デジタルノベル”… それがToHeartです。
その“初クリア”の記念碑的存在のToHeartにこれほどにまでに心を奪われるとはとは始めた日には思っていもいませんでしたよ。
古典的やり込みパターンですが、この私が、この私がですよ、全キャラ攻略までしました。

さて、話が前後してしまいましたが、このToHeartは私が毛嫌いするジャンルである“デジタルノベル”です。 しかも画像がアニメーションする等といった粋な演出はほとんどありません。“ほとんど”なのであることにはあるのですが、 桜が舞っていたり、雨が降っていたりとその程度のアニメーションです。したがってこのゲームは純粋に“読む”ことに重点を置いたゲームですね。それだけにストーリーが最高です。
ToHeartはDOOMやDIABLO、QUAKE、AGE OF EMPIERなどで戦ってばかりいる私の荒んだ心と枯れた涙に潤いをもたらしてもくれました。
後者の“涙”はToHeartを語る上では欠かせない要素です。とにかく泣けます。ホント泣けます。特に超有名キャラになってしまいましたが、HMX-12通称マルチ。このマルチシナリオはもう涙ボロボロでした。ヒロインのあかりちゃんシナリオも非常に濃厚でいい味が出ています。個人的にはマルチ・あかり両名のシナリオを絶賛します。ネタバレにもなりますのでないようについては語れませんが、ほのぼのとした…あたたかさのある…心にしみわたるような素晴らしいお話でした。ちなみに発売元のLeafのHPはこちらですので興味のある方はご覧ください。

私としてはあまりこのような事態は歓迎できないのですが、最近ToHeartのグッズが乱発されているように思えます。 同人でいくら発売されてもそれは歓迎すべきことと思いますが、メーカー側が発売するのはどうかと思います。
KONAMIがいい例です。かつてはシューターとして好きなメーカーだったのですが、今では嫌いなメーカーの筆頭です。KONAMIと聞いてグラディウスをイメージする方とときメモをイメージする方、どちらが多いのでしょう?最近はビートマニアやダンスダンスレボリューションという方も多いともいますが…
古くからのKONAMIファン(もうファンなんかではないが…)としてはときメモはOVAがでていないだけマシ…と思いきや映画版があった気がします。KONAMIのOVAっていえば沙羅曼陀がでてましたね。知ってました?こういう渋い作品なら歓迎ですけど。…もういいや。
とにかく!LeafもKONAMIのように利益だけに走ってもらいたくないです。ここで問題視しているのはグッズであって ToHeartそのものではないのでお間違えのないように(笑)。ToHeartそのものというと元祖のwindows版はもちろん、今春発売予定のPS版ToHeartや今秋という噂のアニメ版ToHeartも含みます。

PS版にしてもアニメ版にしても作品そのもののイメージを崩すような愚だけは犯さないでほしい、それがToHeartファンの一人としての切実な願いです。


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