GAME REVIEW
サーバーとの接続がキャンセルされました。


戦国の世の…
ネットワークゲーム黎明期は去り、今や戦国の時代。三國志に例えると黄巾の乱〜曹操の台頭あたりでしょうか。 群雄が天下統一を志し、歴史から去っていった時代…。そしてここにも激戦に挑もうとする者がまた一人。その名は ラグナロクオンライン。果たしてこの者は英雄となりうるのだろうか…。

気は進みませんが、一応、説明を。このラグナロクオンラインは韓国の人気マンガを元にしたらしい大規模ネットワークRPGです。 基本はクラス(職業)の概念を持ったRPGです。それぞれのクラスに特有のスキルが数多くあり、敵を倒し得られる経験値を元に レベルアップさせていきます。経験値には2つあり、キャラクターのHPや力などのパラメータを上げるのに必要な経験値とクラスの スキルを上昇させるのに必要な経験値があります。前者が規定値に達し、キャラクターのレベルが上がると、クラスに応じてHP、MPの最大値が上昇し、 力や体力といったパラメータを任意に上げることができます。後者が規定値に達し、クラスのレベルが上がると、各スキルに割り振ることができます。

他に特筆すべき点は?と聞かれると、返答に困ります。どこかで、
ゲーム付き萌えキャラチャット
という文を目にしました。実に的を射ている文章です。ラグナロク系のサイトの紹介文でよく“キャラクターがかわいいRPG”などとありますが、それについては否定しません。が、他に魅力が思い当たらないのです。ゲームあってのキャラクターではないでしょうか。例えば、RAYSTORMですが、私はR-GRAY2を使用しています。あまり格好いい機体とは思えませんが、そんなものを問題としないようなゲームシステムがRAYSTORMにはあります。RADIANT SILVERGUNにもそれは言えるでしょう。

戦場
商人や鍛冶屋とったクラスがあります。彼らはアイテムを安く買い、高く売るスキルや武器を作成するスキルを持っています。 “剣”を作成するには“短剣”を作成するスキルがないと取得できない、というシステムは理解できます。問題は、どうやってそれらの技を 研くかです。同じくアイテムを制作するスキルのあるゲーム、ウルティマオンライン(以下UO)を例に取ってみましょう。 UOでは自分のスキルにあったアイテムをひたすら何百個も作ることによってスキルは上昇していきます。…が、ラグナロクオンラインはどうでしょうか。そういった概念はありません。商人だろうと鍛冶屋だろうと戦場に赴き、モンスターを倒すことによってのみ得られる経験値を元にスキルを上昇させます。いわば、「3年間、海兵隊にいたら大工仕事が巧くなったんだよ」ってな感じでしょう。

βテスター
…をやっておりました、私は。βテスターの義務を果たし、公式HPから意見を投稿したことがあります。2002年9月20日くらいのことだったでしょうか。自分で意見を書きながら思いました。これはいつかネタになるな、と。その時の全文を掲載します。

▽ゲーム中、マウスカーソルが絶望的に遅い。フルスクリーンはもとより、ウィンドウモードで起動しても同じように遅い。 マウス速度の設定があって然るべきでは?

▽今後の展開について
βテスタとしてプレイを開始して1週間が経ちました。既に飽きたという感が拭えません。やることといったら延々とモンスターを狩るだけ。モンスターを狩るだけなら大規模ネットワークゲームの意味がありません。ディアブロやファンタシースターオンラインと同じローカルなネットワークゲームと一緒です。そのモンスターも個性に欠け、気にする能力といったらHP・攻撃力・防御力の3点のみ。さらに悪いことに、プレイやキャラの成長が遅すぎるように思えます。

▽個性について
かつてウルティマオンラインをプレイしていました。そのウルティマオンラインと比較するのは酷とは思いますが、あのゲームでは服装のパターンが非常に多く、飽きませんでした。一方、こちらは頭部のみが外見に反映されるのみです。いずれ服装も変更可能になるでしょうが、今の外見にも飽き飽きしています。唯一変更可能な頭部を変更しようにも異常な物価なため、それもままなりません。服装のカスタマイズは一部のベテランプレイヤーだけのものなのでしょうか。成長の遅さもあり、ビギナーに厳しすぎます。

▽マップについて
ウルティマオンラインと違い、邪魔にならない地図が標準で装備されているのは重要な要素故にその点は評価できます。ただし、マップ間の通路がどこにあるか、程度しか役割を果たしていません。道に迷って地図を見ても意味がありません。あの地図ではどこが通行可能なのか分かりませんから。地形の意地が悪すぎるのも拍車をかけているでしょう。太陽の下、大地を歩いているのか迷宮の奥深くにいるのか分かりません。かえってダンジョンの方が地図がシンプル故に迷いにくいです。

▽“ヒールお願いします”
モンスターに倒されて街に戻ります。たまたま私がプレイするクラスは剣士なのでHPの回復にはさほど困りません。他のクラスではどうでしょうか。延々と座り続けるだけ。今現在、私のラグナロクのイメージは“座りゲー”といったところでしょうか。

▽“飯”“昼寝”“仕事”
チャットルームは何のためにあるのでしょうか。有効に活用されているようには思えません。そもそも大規模ネットワークゲームの特徴でもある他者との交流を否定しているように思えます。たとえば、アイテムの取引のとき、チャットルームで商談を行うとしましょう。他者からはチャットルームという名の密室で何がやりとりされているのか分かりません。街角を散歩するという楽しみがありません。無駄にチャットルームを作ってるプレイヤーも迷惑です。ただでさえ重いサーバを一層圧迫しているだけではないでしょうか?一定時間、入力がないときは、自動切断すべきでしょう。

以上です。補足点があります。このゲームでは、減少したHPやMPを回復する手段として“座る”というアクションがあります。 しかし、回復量があまりにも少なく、HPを全快させるのに40分座りっぱなし、という話も耳にします。

また、ゲーム中いつでも小規模なチャットルームを作ることができます。 感じとしては、井戸端会議くらいの規模でしょう。狩りに赴く前に仲間内で作戦会議などを行うのには良いかもしれません。 なお、その部屋で交わされている会話は通行人等には聞こえません。 これらのチャットルームはキャラクターの頭上に吹き出しのような形でチャットルーム名が表示されるのですが、伝言板代わりに使っている人が多いです。それが上記の“飯”“昼寝”“仕事”です。メーカへの意見と重複しますが、普通にプレイしていてもサーバが重く、頻繁に切断されます。そもそも、ログインサーバが不安定でゲームに入ることが困難なのでゲームから落ちないようにする風潮があり、それが、 チャットルーム名を用いた離席です。深夜〜早朝にかけよく“寝”を目にしました。ある日、その時間帯にサーバダウンしたことがありました。しばらくしてゲームに戻るとそれまで1万人ほどいた接続者が6000人ほどに減っていました。サーバが落ちたのでそのままゲームをやめた方も多いでしょう。しかし、大半は離席者だったのではないでしょうか。その日は非常に軽快にプレイできた記憶があります。

ウルティマオンライン
あのウルティマオンラインもかつては重くて“超高機能チャットクライアント”と呼ばれていた時代がありました。 ラグナロクオンラインも今までは“ゲーム付き萌えキャラチャット”という有様でしたが、課金が始まり、まともなゲームになってくれることを 一時的にでも関わったプレイヤーとして期待したいです。


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