GAME REVIEW
奇々怪界 月夜草子
(C)1986 TAITO
(C)1988 TAITO
(C)1990 TAITO
(C)1992 NATSUME
(C)1994 NATSUME
お知らせ
“マイケルジャクソン ムーンウォーカー”か“青春スキャンダル”のレビューを書こうと思っていたのですが、
諸々の都合により“奇々怪界 月夜草子”に変更になりました。
巫女さん…
さて、今回は知る人ぞ知る…と言いたいところですが、最近はWindowsの1500円シリーズに移植され結構有名かもしれません。別の意味でも有名ですけど。なんたって主人公が巫女さんですしね。
さて、この奇々怪界は元々1986年にTAITOがAC用に発表した作品です。その後ディスクシステムやPC-Engineに移植され、92年にナツメによってSFCに新作が発表され、94には最新作にあたる月夜草子が同社より発表されました。
“ナツメ”と聞いてピンとくる方もいることでしょう。私も気になりました。88年にFCにて凄まじいゲームが発売されました。その名は“東方見聞録”。このゲームについてはサーチエンジンで“クソゲー”“東方見聞録”とかのキーワードで検索すれば見つかると思います。この業界で社名が偶然同じ、ということは考えにくいのできっと同社の作品と思われます。
マイケルジャクソン ムーンウォーカーや青春スキャンダルを企画しつつも未だにレビューを書いていない理由は“やり込んでいない”事が第一にあげられます。実はこの奇々怪界もほとんどプレイしていないのですが、書かずにはいられませんでした(ぉ。一応、今まで感想を述べてきたゲームはそれなりにやり込んだのですが、今回は例外ということで。そんなわけで画像も使ってます。メーカの方ごめんなさい。気に障るようでしたら削除します。
巫女さん〜…?
主人公の“小夜ちゃん”の姿ですが、純白の着物(白衣というらしい)に朱の袴、草履と
いかにも“巫女さん”って感じの姿ですが、どうも違うようです。私は専門家ではないので間違っている可能性も少なからずありますが、気になった点を挙げます。
◇帯って…白?袴に付いているもののハズ…
◇袴はスカート型が普通らしい
◇本職の巫女さんは髪は水引で束ね和紙でくるむらしいが…
ってな感じです。
狸や坊主と合体!
さて、ゲームについてですが、八方スクロールの見下ろし型アクションです。Bボタンで「えいっ!」のかけ声と共にお払い棒(正式名称不明)を振ります。このアクションは敵を攻撃すると同時に敵の攻撃を弾くアクションでもあります。グラフィック上は前方150°くらいの判定ですが、実際は360°あるようです。Yボタンでお札を投げつけ敵を攻撃します。Rボタンではオプション(仲間)を敵に投げつけ攻撃します。なお、投げつけたオプションは敵に命中しようとしまいと一定時間消えてしまいます。そしてAボタン。小夜ちゃんの「合体!」のかけ声と共にオプションと合体します。実は深い使い方があるのかも知れませんが、ちょっとプレイしただけでは見いだせませんでした。一応、ジャンプできたり地面に潜れたりしますがほとんど意味がありません。合体したあとは、装備の有無に関わらず完全にオプションを操作することとなります。オプションにも攻撃の喰らい判定はあるのでそれを防ぐためのアクションなのでしょうか。合体するとパワーダウンしているようにしか思えません。合体中に再度Aボタンで分離することができますが、一定時間内に分離しないと本当にパワーダウンするので注意が必要です。
パワーアップについてですが、葛籠(ツヅラ)の中にあるアイテムを取ることや店で買うことでお札をパワーアップさせたり、ライフを増やすことが可能です。スタート及び復活時はライフ2でスタートとなります。アイテム“剣道の防具”や“うさぎ耳”を取得することでそれぞれライフが1ずつ上昇します。
“ライフ”と書きましたがゲージやハートマークといった表示はありません。小夜ちゃんの服装で判断します。
フル装備時から一発被弾する毎に、剣道の防具が失われ、袴が破れ裸足になり、最後のうさぎ耳が失われた後に
被弾すると…残機が1機失われます。人間らしい言い方をすると“泣いちゃいます”
ハードコア…?
うろ覚えSEGAのHPで紹介されているゲームには“対象”という項目があり、ライトユーザやカップルなどと書いてありました。なぜか今はありませんが、電脳戦機バーチャロン オラトリオタングラムM.S.B.S.Ver5.4が紹介されていたときには“対象”の項に“ハードコア”とありました。それはそれで納得させられるものがありました。メーカはどこだったか忘れてしまいましたが、SFCやPSに海腹川背というゲームがあります。この作品は見た目キャラゲーなのですが、実際にプレイしてみると極めてマニアックな操作性と極めて高い難易度が特徴でした。まさに“見た目に騙されてはいけない”でした。同様に奇々怪界も非常に高い難易度が特徴でもありました。どこかのゲーム批評で読んだ記事ですが、
この月夜草子の前作にあたる“謎の黒マント”はそこそこのゲーマーでもクリアできなかったという代物だったそうです。ではこの月夜草子は…?何ステージあるのかすら分かりませんが、ステージ7までプレイした感想では…
タダのヌルゲーでした。制作者側のどういう心境の変化かは分かりませんが、高難易度を誇る硬派な奇々怪界がタダのキャラゲーに成り下がってしまったように思えてやや残念です。
でもまぁ…巫女さん好きには良いんじゃないかな(爆)。私は違いますけど。
なお、TAITOのHPに初代奇々怪界のインストカード等の画像がありますが…見ないでください。
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