GEME REVIEW
DRAGONQUEST VIIエデンの戦士たち
(C) 2000 ENIX
待ちに待ったDragonQuestVII(以降DQ7)。私がプレイを開始したのは発売から
1ヶ月が経ってからでしたので世間の評判はすでに耳に入っていました。
世間の評判はおいておいて私の感想でも。
RPGの楽しさってなんでしょうか。ストーリーを進め謎を解いていく、それが一番
に思いつきます。しかし世界的にヒットしたコンピュータRPGを考えてみましょう。
ウィザードリィ、ウルティマ、ディアブロ…どれもこれもシナリオを楽しむというよりキ
ャラを育てることがメインであるかのように思えます。
ストーリーを重視しているのは日本のRPGくらいでしょうか。特に某正方形社。
さて、今回のDQは?となるとシナリオよりもキャラを育てることに楽しみがある
と思います。もっともDQにストーリー性を求めてはいけないのかもしれませんが。
そんなわけでDQ7。キャラを育てる楽しみは大きく、そして楽しいです。
私が某正方形社のなんとか7が“嫌いです”な理由の最たるはキャラクタを育てる
という楽しみを放棄しているかのように見えるからです。
育てる楽しみの中には装備を集める、というのも含まれますがなんとか7にはそれ
があったでしょうか。極めて簡素化され、あったのは武器と防具。しかもそれら
の性能の善し悪しはマテ○ア穴がいくつあいているか、それらが繋がっているか
という点であって攻撃力・防御力は論外とまではいきませんが取るに足らない数
値に近かったです。そして問題がマテ○ア。要はキャラじゃなくマテ○アを育てる
ゲームでした。それが楽しいかつまらないかは人にも依るでしょうが、私は“嫌い
です”。
話が逸れましたがDQ7では上記のような心配は無用です。装備は恒例の武器・鎧・
盾・兜・装飾品と一通りそろっていますし、他のゲームには見られなくなってき
た“戦闘中使うと魔法の効果”のアイテムも数多く存在します。各職業で覚える
技や魔法も多彩で比較的楽しめることでしょう。
良くも悪くも“最近の”DQです。(なお最近のDQとはSFCの6,3を指します)
さて、システムはこのくらいにしておいてストーリーについて書きます。
1、石版を入手
2、過去へ
3、問題を解決
4、現代に過去で冒険した土地が出現
5、1へ戻る
以上。
よくレベル上げなどの行為を指して“作業”といいますがストーリーを進めるこ
とが作業だったのはDQ7が初めてでした。……しかもやたら長いというのも問題か
と。予想プレイ時間100時間以上、というのは伊達ではありませんでした。
長くすれば良いってもんではありません。
▼その他の評価
▽グラフィック(マップ)
ヤバイです。かなり汚い。マップはポリゴンだけどオブジェクトがスプライト。
ついでにいえばフィールド以外ではLRボタンで視点を回転させられますが、どの
視点でも見にくい。家などが大きすぎるのも問題なのかも。
▽グラフィック(戦闘)
モンスターの絵はまぁ問題ないでしょう。行動のたびにモンスターがアニメーシ
ョンするのが面倒ですがすぐに慣れると思います。
問題は背景。地面はただテクスチャーを貼っただけのような感じ。画面奥はさほ
ど目立ちませんが手前はかなりアラが目立ちます。また、画面奥であっても木な
どのオブジェクトはアラが目立ちます。
▽サウンド
すぎやまこういち万歳。
この点に関してはちょっと公平なレビューは難しいかなぁと。
とりあえず言えることはすぎやまこういちが携わっているだけあってBGMのほとん
ど(全部かも)がオーケストラ調です。彼の音楽やオーケストラ調が好きな人でし
たら“嫌いです”って事にはならないでしょう。
▽シナリオ
まっ(以下省略)
▽システム
本文でも書きましたがキャラを育てる楽しみは大いにあります。ただ、恐ろしく
時間を要するということも明記しおかねばなりません。また、転職が可能となる
ダーマ神殿が登場するのはストーリーがそこそこ進んでからなのでそれまでに頓
挫する方も多いでしょう。さらに経験値、金、熟練度など戦闘で得られるものが
微量なのも注意するポイントでしょう。余談ですがただ単に予想プレイ時間を延
ばしたければ戦闘で得られる経験値と金を少なくすればそれだけで延びるでしょ
う。
▽バランス
最悪ではありませんが、決して水準以上ではありません。ましては“良い”って
事は決してありません。きっと“ぬるゲー”に分類されるでしょう。 DQ6が比較
的難しかったので反省したのかもしれませんが、簡単すぎるってのも問題。 6で
もそうだったのですが、ノーリスクの技が強すぎます。
例えばハッスルダンスという技。MPを消費することもなくパーティ全員のHPを80〜
回復させます。岩石落としも結構ヤバイです。敵全部に平均120のダメージです。
普通に攻撃するのとどっちが良いかは一目瞭然でしょう。
要約しますと“敵が弱いのではない。仲間が強すぎるのだ。”
▼感想
半ば義務プレイ。時間を割いてまでやるモノでもないかと思います。
“暇なときのオススメゲーム”には入るかもしれませんけどね。
ちなみに世間を騒がせているフリーズについてですが、完全に止まったことは一
度もありませんでした。画面切り替えがもたつくときはありましたけど。
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